2022-01-01から1年間の記事一覧
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第67回 「大晦の意味と来年(2023年)の干支について」(日本の暦より)晦(みそか)とは、太陰太陽暦の暦法である中国暦、和暦の毎月の最終日のことであり、月相を表すもので、「朔」(さく)は月が現れることを意味するの…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第66回 「切磋琢磨」(論語)一生懸命にお互いに健闘をたたえあいながら、頑張っていくことを表す四字熟語でなじみがある言葉かと思います。今週は、切磋琢磨(せっさたくま)するという言葉をご紹介致します。これは、論…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第65回 「袖振り合うも他生の縁」(仏教)昔から、「縁は異なもの味なもの」という言葉があるように、縁という言葉は仏教用語では多く使われてきましたが、今回ご紹介する言葉も、昔からのことわざのような言葉ですが、仏…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第64回 「天の時 地の利 人の和」(孟子)四書五経とは、数ある中国古典の中から、特に儒教で重視されている9つの文献のことで、四書とは、「大学・中庸・論語・孟子」、五経とは、「易経・書経・詩経・春秋・礼記」にな…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第63回 「人間万事塞翁が馬」(淮南子)この言葉は、どこかで聞いたことがある言葉かと思います。「人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま)」この言葉を座右の銘にする方も多いようで、元プロ野球選手の松井秀…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第62回 「失意泰然(しついたいぜん)」(六然訓) これは、元々は中国明国末期の学者で、崔後渠(さいこうきょ)の箴言(しんげん)、いわゆる戒めの言葉からで、昭和の政財界の精神的支柱として多くのリーダーに影響を…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第61回 「温故知新(おんこちしん)」(論語)この言葉は、論語の一節で、「子曰(いわ)く、故(ふる)きを温(たず)ねて、而(しか)して新(あたら)しきを知る。」という有名な四字熟語でもあります。明治から大正、…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第60回 「無事」(仏教) 無事(ぶじ)という言葉、実はこれも仏教の言葉になります。一般的には、挨拶の中で「ご無事ですか」などと日常会話で使われています。この時の意味としては、何事もなく、災いもなく、お元気で…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第59回「我(われ)事(こと)において後悔せず」(宮本武蔵) 剣の達人、宮本武蔵。五輪書などが有名ですが、今回は「独行道」という書物の中で紹介されている言葉をご紹介させていただきます。いつも正しく、失敗もせず…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第58回 「敬天愛人」(西郷隆盛)昭和における経営の神様が 松下幸之助さんであるならば、激動の時代であった平成という時代における日本の経営者と言えば、稲盛和夫さんと言っても過言ではないでしょう。京セラを195…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第57回「旅を栖(すみか)とす」(松尾芭蕉)俳聖芭蕉は、37歳の時にすべてを捨てて旅に出たそうです。51歳で亡くなったと言われているので、人生の晩年になります。それまで、やっていた水道工事の店を捨て、つまり財産…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第56回「結果自然成」(禅語) 「一華開五葉 結果自然成」(いっけごようをひらき けっかじねんになる)という言葉が 由来だと言われています。一つの花から五枚の花びらが開き、やがて自然に実になるように、禅の初祖で…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第55回 「国の光を観る」 (易経)観光旅行の「観光」の語源になった言葉になります。このような日常で何気なく使われている、言葉の語源を調べるのがすごく好きで、本来の目的や意味の本質が隠されていることが多いから…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第54回 「お彼岸(ひがん)」(仏教)ちょうど、秋彼岸の時期なので、彼岸とは何かを書いてみたいと思います。令和4年(2022年)の秋彼岸日程は、9月20日(火)~26日(月)までの7日間です。秋彼岸の初日を「彼岸入り…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第53回 「太上は下之有るを知るのみ」(老子)(たいじょうはしもこれあるをしるのみ)本当に優秀なリーダーは、組織内の下の人たちに自分の働きや実績を見せつけることはなく、見えないところでやりやすい環境を整えてい…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第52回 「杞憂(きゆう)」(列子) むかし、杞という国のある男が、今に天と地がくずれてきたらどうしようかと、心配で夜もおちおち眠れなかった。見かねたある男が、「天は気が積もって出来ているのだから、そんな心配…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第51回 「一隅を照らす これすなわち国宝なり」(仏教)この言葉は、天台宗を開いた伝教大師最澄(767年~822年)が著した「山家学生式」の冒頭部分に記されています。一隅(いちぐう)を照(て)らすとは、「それ…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第50回 「灑掃・応対・進退」(小学)昔、江戸時代は 寺子屋で7歳くらいまでに、この小学を徹底的に教えていたそうです。シンプルに言いますと、「掃除・挨拶・後片付け」になります。基本的なことだと思われますが、そ…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第49回 「三法印(諸行無常・諸法無我・涅槃寂静)」(仏教) 三法印(さんぽういん)とは、仏教教理の特徴をあらわす3つの大切な教えになります。これら3つの言葉からお釈迦様は、宇宙の本質と現実社会での世界を端的…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第48回「三尺箸(さんじゃくばし)の譬(たと)え」(仏教) 仏教では、「自分の収入に見合った等身大の生活をする」「困っている人のためにお金を使う」ことによって「富の循環」が生れると考えています。自分自身がど…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】第47回 「時に六龍(りくりゅう)に乗り、もって天を御(ぎょ)す。」(易経)これは、すべて生成発展の段階で語られる、有名なお話になります。龍は雲を呼び、雨を降らすと言われていて、そこから龍は「天」と「陽」を象…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第46回 「万物も皆吾が一体なり(ばんぶつもみなわがいったいなり)」(菜根譚) これは、菜根譚(さいこんたん)という書物からの言葉です。日本では沢山の方々に読み継がれている本で、ご存じの方も多いかもしれません…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第45回 「木鶏(もくけい)」(荘子) この言葉の出典は、荘子(そうじ)という書物にあります。この話は様々な方々によって語り継がれてきた話なので、お聞きになった方もいられるかも知れませんが、私も大好きなお話の…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第44回 「桃李言わざれども 下自ら蹊を成す」(史記) (とうりものいわざれども したおのずからみちをなす) “桃”や“李(すもも)”の木は 美しい花を咲かせ 美味しい実をつける何も言わなくても 人が自然に集まってきて…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第43回 「学びて然(しか)る後に足らざるを知り 教えて然る後に困(くる)しむを知る」 礼記(らいき) 学ぶ事によって自分に不足しているものがわかってくる。だから、学ぶことには終わりがない。教える事は、準備を含…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第42回目 「抜苦与楽(ばっくよらく)」(仏教) 20代の時に、お世話になっていたお坊さんに質問をしました。 「仏教の本質は何でしょうか?」 そのときに、答えてくださったのが、この言葉でした。 「みんなが苦しみ…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第41回 「至誠惻怛(しせいそくだつ)」(山田方谷) 備前松山藩(現在の岡山県)の 財政再建の立役者である、山田方谷(ほうこく)が高弟である、幕末に家老として越後長岡藩を指揮した 河井継之助 (かわい つぎのすけ) …
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第40回目 「ちよにやちよに」(君が代) 『わずか32音からなる、世界一短い国歌「君が代」は、さかのぼること、1100年以上前の平安時代前期に編纂された「古今和歌集」から引用された、元々は「愛の歌」だったそう…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第39回 「感恩報謝(かんおんほうしゃ)」(安岡正篤) 人間は、生きる上で様々な恩に支えられて生きています。それを、日本語では「おかげさまで」という言葉で表現されます。「おかげ」でできた自分ですので、いろいろと…
【人生をひらく東洋思想からの伝言】 第38回 「楽天知命(らくてんちめい)」(易経) 「天を楽しみて命(めい)を知る。故(ゆえ)に憂(うれ)えず。」 天の理法を楽しみ、自分の運命を生きる喜びを知るならば、人に憂いはない。 「楽天」と「知命」は同じ精…