日記
毎朝、神仏やご先祖様に手を合わせながら、私が敬愛する歴史上の偉人たちの言葉に触れる時間を大切にしています。その中でも、いつも(想像の中で)厳しく叱られてばかりいるのが中村天風先生です。今日は、そんな天風先生が最も嫌われた「消極的な心」につ…
もともと母方の曾祖父が寺子屋で教えていたという話を、祖父からよく聞かされて育ちました。そのため「寺子屋」という言葉は、幼い頃から親しみのあるものでした。不思議なことに、物心ついた頃から漠然と「いつか自分も寺子屋で教えてみたい」と思っていた…
弘法大師が「真言は不思議なり」と説かれたように、般若心経にはお釈迦様の教えの真髄が込められています。何万巻にも及ぶ仏教経典のエッセンスが、わずか262文字という簡潔な経典に凝縮されており、その一字一句すべてが真理の言葉とされています。
これは易経に記された言葉です。宇宙の原理原則が込められた易経には、私たち人間がこの世で学び、身につけるべきことが記されています。この言葉が伝えているのは、人として成長し、社会の中で生きていくためには、徳を養い、どんなに小さな些細なことでも…
東洋思想の根本には「心身一如」があります。心も身体も自然の道理に従い、どのように生きるべきかを教えてくれる智慧です。今回ご紹介する野口晴哉さん(1911-1976)は、この観点から人間の本質を捉えた素晴らしい方です。
昨日6月30日、家族と共に寒川神社へ。夏越大祓いの節目に参拝いたしました。この古き良き儀式は、半年間に蓄積された心身の穢れを祓い清める、日本人が長年培ってきた生活の智慧です。
人知れず善行を積んでいれば、必ず良い報いがあるという、古くから伝わる深い言葉です。私たちは日常生活の中で、つい自分の行いを認めてもらいたいという気持ちを抱くことがあります。「これをやったから褒めて」と言いたくなることも、決して悪いことでは…
二宮尊徳の教えに「知れたる事を知って行ふは聖人なり。知らざることを知れといふは小人なり」という言葉があります。自分が理解していることを着実に実行し続ける人こそが「聖人」と呼ばれるのでしょう。
最近、改めて論語を読み返していますが、年齢を重ねるにつれて、その言葉が心に深く染み入るようになりました。「道に志す」と聞くと、つい大きなビジョンや国家規模、地球規模のことを考えがちです。もちろんそれも素晴らしいことですが、孔子が教えている…
今回は東洋思想とは少し異なりますが、深く関連する部分もある一冊をご紹介します私の愛読書の一つに『アホは神の望み』という本があります。著者は世界的な遺伝子研究で著名な村上和雄先生です。以前、出版関係のお仕事でご縁をいただき、短い間でしたが、…
神渡良平さんの東洋思想に関する著作は数多く読ませていただき、そのどれもが愛情深く丁寧に書かれており、読後は清々しい気持ちになります。特に安岡正篤先生について書かれた本は分かりやすく、中でも『安岡正篤立命の道』は深く感銘を受けた一冊でした。
「人は流水に鑑(かんが)みるなくして、止水に鑑みる」という荘子の言葉は、澄み切った静かな水面のように、心が静かで清らかであれば、どんな状況でも冷静な判断ができるという意味です。
これは菜根譚に記された言葉で、東洋思想の根幹を成す「徳」について語った、深い智慧に満ちた教えとなります。菜根譚(さいこんたん)は、日本のリーダーや経営者の間で長年にわたり深く愛されてきた書物です。
日本の偉大な思想家であり農政家、二宮尊徳が残したこの言葉には、深遠な人生の真理が込められています。この一文は、目先の利益だけを追い求める者は結局貧しくなり、長期的な視野を持って行動する者こそが真の豊かさを手に入れるという教えです。
約3年前から、近所や路上、海辺などのゴミ拾いをちょくちょく始めました。きっかけは、茅ヶ崎という場所に引っ越して、海辺など散歩をする際に、目についたゴミを拾ったり、路上を歩きながらふと気になるゴミを拾ったりするうちになんとなくゴミが気になって…
4月1日から21日までの期間、自らの「志」を確立するための『21日間誓願』に取り組みました。日々の仕事や生活の合間を縫って、自分自身で定めた課題を21日間にわたり継続してきました。
「このブログについて先日、妻と長男と話をしていた時のこと。彼らから「言葉の紹介だけでなく、日常生活や心の動きと東洋思想の言葉がどう結びついているのかを書いてみたら?」という提案がありました。なるほどと思い、今回は私が日々続けている習慣につ…
「悪を断(だん)ずるが故に苦を離れ、善を修(しゅ)するが故に楽を得(う)」日本の歴史と文化に深く根を下ろした弘法大師・空海。今回は、この偉大な思想家であり宗教家でもある空海の言葉から、私たちの日常に活かせる智慧をご紹介します。
真理の言葉「ダンマパダ」とは インドで「ダンマパダ」と呼ばれ、日本では「法句経」として知られるこの経典は、お釈迦さまが残した言葉の中でも最古のものの一つとされています。「ダンマ(法・真理)」と「パダ(言葉)」を組み合わせた名前が示す通り、「…
昭和の時代に「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助さんは、経営の世界に革新をもたらした偉大な起業家であり、その哲学は今日でも多くの日本人経営者に影響を与え続けています。その最も示唆に富む考えの一つは、「経営」という概念を企業活動だけでなく、個…
今週は春のお彼岸です。令和7年(2025年)の春彼岸は、3月17日(月)から23日(日)までの7日間となります。
物心ついた頃、箸の使い方を教えてくれたのは父方の祖母だったと記憶しています。明治生まれの厳格な祖母は、食事の作法について常に厳しく躾けてくれました。また、20代の頃にお世話になった和尚からも同様の指導を受け、その原理原則は今でも大変ありがた…
昨今、テレビ番組といえば、グルメか旅行かクイズなどが多くなりましたが、人が食べるシーンを見ると、食欲がそそられますね。ただ、食レポの食べるシーンでは、出演者の食事作法や反応を見ていると、それぞれの育ちや品格が出るのかなと感じることもありま…
この言葉は、老子の「知病第七十一」に記されています。「知りて知らずとするは上(じょう)。知らずして知れりとするは病(へい)。」続く文章には「ただ病を病とす。これを以て病せず。聖人病せず。その病を病とするを以てなり、是を以て病せず。」とあり…
老子の「無源第四」の中に出てくる言葉になります。「其の光を和(やわ)らげ、其の塵(ちり)に同ず」 老子は、私たちが日頃「良いもの」とされている高い能力や優れた才能、社会的な地位などが、必ずしも人生の幸せには直結しないと説いています。むしろ、…
「建国記念の日」は、「建国をしのび、国を愛する心を養う」という趣旨の下に、国民一人一人が、我が国の成り立ちをしのび、今日に至るまでの先人の努力に思いをはせ、更なる国の発展を願う国民の祝祭日ということになっています。
私たちが仏様に手を合わせる時、最初に唱える大切な言葉があります。それが「懺悔文」です。我昔所造諸悪業 皆由無始貪瞋痴(がしゃくしょぞうしょあくごう かいゆーむしとんじんち)従身語意之所生 一切我今皆懴悔(じゅうしんごいししょしょう いっさいが…
私たちの日常会話に深く根付いている「一期一会」という言葉。聞き慣れた言葉でありながら、その深い意味や由来については意外と知られていないかもしれません。
この世を生きる上では、大なり小なり様々な難儀なことに出逢い、その体験、経験をするのが人生なのかもしれません。その難儀な事が、おかげさまで、様々な偶然や奇跡によって助けられたことは、皆様も多々あることだと思います。
日々の暮らしの中で、私たちが何気なく使う「おかげさまで」という言葉。 この短い言葉の中に、日本語の奥深さが凝縮されているように感じます。