中村天風先生は昭和の時代、政財界や皇室、
さらには海外の富裕層にまで大きな影響を与えた偉大な人物です。
私にとっても、人生の道標となる大切な心の師のひとりでもあります。
大学時代、書籍を購入する余裕がなかった私は、図書館でさまざまな本を読んでいました。
中村天風先生の著書も数多く手に取りましたが、人気が高く順番が回ってくるのに時間がかかり、
いざ借りることができると、むさぼるように読んでいたことを今でもよく覚えています。
当時は興奮のあまり内容を十分に理解できていませんでしたが、
深い感動を覚えながら読み進めていました。
最近になって、中村天風先生の言葉が身に染み、魂に響くようになってきています。
その中でも特に心に留めている言葉があり、毎朝声に出して読み上げているのですが、
そこから多くのエネルギーをいただいているように感じています。
まさに「言霊」の力を実感する瞬間です。
その言葉をご紹介いたします。
「今日一日怒らず、恐れず、悲しまず、正直、親切、愉快に、
力と勇気と信念をもって、自己の人生に対する責務を果たし、
常に平和と愛を失わざる立派な人間として生きることを、厳かに誓います」
本当に有難い言葉です。この言葉の本質を少しでも捉え、
感じられるような人間になれるよう、日々魂を磨いていきたいと思います。
参考文献:『運命を拓く』(中村天風、講談社)

神田明神