人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第214回『素直に生きる』(松下幸之助)

自分自身を振り返ると、過去の言動や行動の中に、

未熟さや意固地さが見えてきて、恥ずかしくなることが多々あります。

先日、改めて「素直」という言葉を辞書で調べてみました。

すると、いろいろな気づきがありました。

 

「素直」の意味

  1. 飾り気がなく、ありのままであるさま。素朴さ。

  2. 心が正しいさま。正直で、ねじれた心や腹黒い心を持っていないさま。

  3. 逆らわないで穏やかなさま。ひねくれたところのないさま。物事がすんなり進行するさま。

  4. 滞りのないさま。物事が抵抗なくすんなりいくさま。平穏無事なさま。

  5. 曲がったり歪んだりしていないさま。

  6. 技芸などに癖がなく正しいさま。


心当たりがあるところばかりで、自分自身の薄っぺらい未熟さが、

すべて見透かされているような気になりました(笑)。

本当に、まだまだ素直でないなと感じることばかりです・・・。


松下幸之助の言葉


 大ベストセラー『道をひらく』の中で、

松下幸之助さんは素直さについてこう書いています。


「素直さは人を強く正しく聡明にする。逆境に素直に生き抜いてきた人、

順境に素直に伸びてきた人、その道程は異なっても、

同じ強さと正しさと聡明さを持つ」


素直さへの向き合い方

先日、長年お世話になっている方に

「素直さをどのように受け入れたらいいでしょうか?」と質問してみました。

すると、こんな答えが返ってきました。

「それは、なかなか自分でも難しいことだよ。『素直になりたい』、

そう思い、近づきたいと思うだけでいいんじゃないかな。

自分だって、まだまだだから・・・」


とても謙虚なお答えでした。

完璧である必要はない。ただ、少しでもそこに近づきたいと思う気持ちを持ち続ける

そうやって、素直に心を磨いていきたいと思います。

 

参考文献:『道をひらく』(松下幸之助・PHP研究所)

 


神田明神