本日、11月11日は渋沢栄一さんのご命日です。
母方の先祖のお墓が東京の谷中霊園にあり、
同じ霊園に渋沢栄一さんのお墓があることを知ってから、
勝手ながらご縁を感じています。ここ数年は、先祖のお墓参りも兼ねて、
毎年この日に伺うようにしています。
静かな対話の時間
渋沢栄一さんのお墓の前で、静かに感謝と祈りを捧げました。
その時間は、心の中で対話をする時間でもあります。
まだまだ微力ながら、これから日本社会、そして世界に対して、
ひとりの人間として何ができるのか。そんな自問自答を繰り返しています。
『論語と算盤』の教え
『論語と算盤』の「成敗と運命」の章には、こんな言葉があります。
「現代の人の多くは、ただ成功とか失敗とかということのみを眼中において、
それよりももっと大切な天地間の道理をみていない。
かれらは実質を生命とすることができないので、
糟粕(そうはく)に等しい金銭財宝を主としているのである。
人はただ人たるの務を完(まっと)うすることを心掛け、
自己の責務を果たしあい、もって安ずることに心掛けねばならぬ。」
まったく、耳の痛い言葉です...(苦笑)
成功や失敗、目先の利益ばかりに目を奪われず、
人として大切な道理を見つめながら、
自分の責務を果たすことに心を注ごうと思いました。
そんな当たり前のようで難しいことを、改めて問いかけられているような気がします。
学び続ける姿勢
これからも、道理とは何か、人として何をすべきか、
その学びと探究を、生涯続けていきたいと思います。
参考文献
『論語と算盤』(渋沢栄一・国書刊行会)

渋沢栄一さんのお墓(谷中霊園)