人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第217回『お供えのこころ』(神道)

昔、祖父母の家に行くと、お土産や頂きものがあっても、

まずは神棚や仏壇にお供えする。そのあとで私たちが頂く。

そんな風習があったように記憶しています。

ささやかではありますが、自分自身もその風習を受け継いでいるように感じます。

神様が悦ぶこととは

神様にどのようにご奉仕やお供えをしたら悦んで応えてくださるか

神道では、「自分が他からしてもらって嬉しいことは何か」を考えたらいいと言われています。

自分が好きなもの、おいしいと思うものを真心を込めて差し上げる。

その誠意を神様は悦び、神恩(しんおん)としてお返しくださると神道では説かれています。

神恩とは、神様からいただく恵みや慈しみのこと。

日々の平穏、健康、自然の恵み、そして命そのもの。

すべてが神恩であり、私たちはその恵みの中で生かされています。

神様もご先祖様も、真心に応えてくださるという考え方は共通しています。


おもてなしの心

まずは、こちらから神様が悦んでくださることをする。

そのために、お祓いをして穢れを祓い、掃除をして、

心からおもてなしをする準備をする。

いただいている神恩に感謝しながら、そんな心持ちを日々持てるよう、

自分自身を整えていきたいと思います。


参考文献『神道 感謝のこころ』(葉室賴昭 春秋社)

 

 

 


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