今回は掃除について考えてみたいと思います。
昔の人は「おトイレの掃除を熱心にする娘は良縁に恵まれる」と言って、
女の子には小さい頃から掃除をすることを教えていたようです。
江戸時代も、寺子屋において掃除は「灑掃(さいそう)」と呼ばれ、
教育の基本に置かれていました。
*参考までに、
第50回 「灑掃・応対・進退」』(小学)
周利槃特の逸話
仏教にも、こんな逸話があります。
お釈迦様には「周利槃特(しゅりはんどく)」というお弟子さんがいました。
ある日、彼がどうしてもお経が覚えられなくて嘆いているのを見て、
お釈迦様はかわいそうに思い、彼にほうきを持たせて
「塵を払い、垢を除かん」と言って庭を掃くことを命じました。
そこから、朝から晩まで飽くことなく掃除に勤め、
ある時「これは心に積もる煩悩の塵を払い、心にこびりつく邪念の垢を除くこと」だと
悟りを開いたと言われています。その後、ますます修行を積んで、
ついにお釈迦様の十大弟子の一人になったそうです。
仏教にも、こんな逸話があります。
お釈迦様には「周利槃特(しゅりはんどく)」というお弟子さんがいました。
ある日、彼がどうしてもお経が覚えられなくて嘆いているのを見て、
お釈迦様はかわいそうに思い、彼にほうきを持たせて
「塵を払い、垢を除かん」と言って庭を掃くことを命じました。
そこから、朝から晩まで飽くことなく掃除に勤め、
ある時「これは心に積もる煩悩の塵を払い、心にこびりつく邪念の垢を除くこと」だと
悟りを開いたと言われています。その後、ますます修行を積んで、
ついにお釈迦様の十大弟子の一人になったそうです。
掃除が第一とされる理由
現在でも、お坊さんの世界では、寺院住職の心得に毎朝の勤行(ごんぎょう)よりも
掃除を第一に挙げているほどです。
それほどに、掃除は修行の基本に位置付けられています。
仏教において、掃除することによる功徳は数多く言われていますが、
例えば次のようなものがあります。
1、家も庭もきれいになるばかりでなく、
次々と湧いてくる心の中の煩悩や妄想を絶え間なく払っていく修行となる。
2、きれいなところには人が喜んで集まるようになる。
3、病魔が逃げていくから心身ともに壮健になり、自然に福徳円満になる。
仕事の基本も掃除
現代社会においても「環境整備」という領域は大きな産業になっていますし、
儲かっている会社ほどそのような教育や体制がしっかりしているとも言われています。
仕事においても、さまざまなものをしっかり整理して問題の本質を捉え、
それを整理して整えていく過程は、
まさに「掃除」をすることと同じように思えてきます。
だからこそ、人生や仕事の基本は「掃除」だと言っても
過言ではないような気がします。
日々掃除を通じて部屋をきれいにするだけでなく、
さまざまな社会の課題や問題を解決していく一助になれたら嬉しく思います。
現代社会においても「環境整備」という領域は大きな産業になっていますし、
儲かっている会社ほどそのような教育や体制がしっかりしているとも言われています。
仕事においても、さまざまなものをしっかり整理して問題の本質を捉え、
それを整理して整えていく過程は、
まさに「掃除」をすることと同じように思えてきます。
だからこそ、人生や仕事の基本は「掃除」だと言っても
過言ではないような気がします。
日々掃除を通じて部屋をきれいにするだけでなく、
さまざまな社会の課題や問題を解決していく一助になれたら嬉しく思います。
参考文献:『空海!感動の人生学』大栗道榮(KADOKAWA)

千葉県 長福寿寺