人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第228回『無心ということ』(仏教)

今回は、立春を迎えるにあたって、ふと「無心」という言葉が気になり、

仏教辞典で調べてみました。そこには、このように書かれていました。


「心とは心の働きで、その働きがないことを『無心』という。


仏教では、妄念を断滅した真心を指して言う。

迷いを脱した心の状態(無心)こそが、真理(法)を観照できるとされる。」


わかるようなわからないようなですが、以前お世話になっていたお坊さんにも、

同じようなことを言われたのを思い出しました。



自分の体験から

自分の体験で言いますと、頭で「これをやったら儲かる」とか「よく思われる」とか

「得する」とか、余計なことを考えてやったときは、

たいていうまくいきませんでした。

それより、この仕事以外に今自分ができることはないので、

すべての資源を集中してやろうと決めていた時は、

不思議な追い風があり、結果的にすごくうまくいったことがありました。

本当にそういうときは、今思うと余計なことを一切考えずに、

目の前の仕事とその人に集中していました。

そうすると、いろんなことがつながり、流れが生まれていきました。


もう一度無心に

今、まさにそんな原点に立ち返る時期のような気がします。

余計なことを手放して、目の前のことに集中する。

そんな在り方を大切にしていきたいと思います。


参考文献:『仏教辞典第二版』(岩波書店)

 


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