日本人の精神的な基盤を確立された聖徳太子の十七条憲法にある言葉です。
第十五条には、このように記されています。
「私(わたくし)に背(そむ)きて公(おおやけ)に向かうは、是(こ)れ臣(しん)の道なり。
凡(およ)そ夫(そ)れ、人に私(わたくし)あれば、必ず恨みあり。」
まさに、私たち一人ひとりが問いかけるべき言葉かもしれません。
臣の道とは
ここで言う「臣の道」とは、「広く天下の人々」とも言い換えることができます。
日本人的には「お天道様に恥ずかしくないような生き方」という意味合いの方が
通じやすいかもしれません。
今の現代社会は、「今だけ、金だけ、自分だけ」という空気感が
濃い世の中とも言われています。
どんな職業においても、
この「公(おおやけ)」の感覚が薄くなっていると言わざるを得ません。
だからこそ、「おかげさま」「おたがいさま」「支え支えあう」という気持ちを
みんなで持ち合わせながら、より良い社会を一緒に作っていくことが大切だ思います。
参考:『第99回 和を以て貴しとなす 十七条憲法 第一条』(聖徳太子)
自己中心的な気持ちや心がけからは、必ず恨みが残ると
聖徳太子の時代から言われているわけですから、
もう一度自分自身の心がけ、行動、言動を見直したいと思います。
聖徳太子の言葉をしっかり胸に刻み、気持ちを新たにしていきたいと思います。
参考文献:『聖徳太子の言葉』(大角修、枻出版社)

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