世の中は常に移り変わり、すべての事象は春夏秋冬、日月の巡りがあるように、
自然の摂理に従って変化しています。男がいれば女がいる、
昼があれば夜がある、太陽があれば月がある。
すべて陰陽があるから、この宇宙が絶妙なバランスで成り立っている。
本当にすべてが完璧で、循環がある。素晴らしいですね。
易経の教え
易経の思想は、陰陽説を根本として、宇宙の道理を説明してくれています。
「易(い)なればすなわち知り易(やす)く、簡(かん)なればすなわち従い易し。」
易しく、知りやすく、簡略な原理原則であり、
誰もが日常で用いて従い行うことができる教えです。
参考:『第74回 易の三義』(易経)
これをもとに、政治、経済、経営、組織、個人の人生に至る
すべてのあらゆる事象に通じる栄枯盛衰の変化の道理を説明しています。
江戸時代までは、儒教の教えの一つである易経も寺子屋で習っていたので、
宇宙の道理を知る人たちが多かったように思います。
東洋思想の力
私は、日本にある東洋思想の教えが、これからの日本を、
世界を復活させる鍵があると感じています。
特に、東洋思想の三宝とも言われている「儒教・仏教・神道」を中心に、
老荘思想と禅が絶妙なバランス感をもたらしてくれて、
本当に素晴らしい宇宙の道理を説いてくれています。
その道理の中にある教えは、私たちの生活様式においても影響をもたらし、
自然と共存するための有難い知恵もたくさん残っています。
変わらなくてはいけないこと、そして変わってはいけないこと。
それらの本質をしっかりと見直しながら、
もう一度丁寧に経営、人生、生活をしていきたいと思っています。
参考文献:『易経一日一言』(致知出版社)

武蔵一宮 氷川神社