人生をひらく東洋思想からの伝言

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第234回『春のお彼岸』(仏教)

皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

今日3月17日(火)から、春のお彼岸が始まりました。

令和8年(2026年)の春彼岸は、3月17日(火)〜23日(月)の7日間です。


お彼岸の期間

名称 日付
彼岸入り 3月17日(火)
中日(春分の日) 3月20日(木)
彼岸明け 3月23日(月)


国民の祝日「春分の日」を中心に、前後3日間を合わせた計7日間が

お彼岸として定められています。

 


お彼岸の意味と語源

「彼岸」という言葉の語源は、サンスクリット語の 「paramita(パーラミタ)」

日本では「波羅蜜多(はらみた)」と音写されています。

春と秋のお彼岸は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる時期。

この頃は1年のうちで、この世(此岸)と浄土(彼岸)の距離が最も近くなり、

思いが通じやすくなる
と言われています。

そのため、お墓参りをしてご先祖様に感謝するとともに、

自分自身の日頃の生き方を振り返る時間としても大切にされてきました。

六波羅蜜(ろくはらみつ)とは

お彼岸の期間には、「六波羅蜜」と呼ばれる6つの仏教修行を

実践すると良いとされています。

煩悩に満ちたこの世(此岸)から、悟りの境地(彼岸)へ至るための教えです。


修行 読み 意味
布施 ふせ 物質的・精神的な施しを行う
持戒 じかい 戒律を守り、道徳的に生きる
忍辱 にんにく 耐え忍ぶ
精進 しょうじん 努力を怠らない
禅定 ぜんじょう 心を静め、瞑想する
智慧 ちえ 真理を見抜く知恵を得る


我が家の彼岸入り

我が家の彼岸入り彼岸入りの今日、

我が家でも仏壇に彼岸用のお花とお菓子をお供えしました。

日々の生活に追われていると、立ち止まって考える時間はなかなか取れないもの。

でもこの7日間は、六波羅蜜の教えを心に置きながら、

ご先祖様への感謝と、自分自身の生き方を見つめ直す時間にしたいと思っています。

皆さんも、どうぞ穏やかなお彼岸をお過ごしください🙏


参考文献:『はじめての般若心経』大栗道榮著 日本文芸社