逆境の時、どう過ごしていますか?
人生には順調な時もあれば、必ず逆境の時もあります。
逆境の渦中にいると、「いつまでこれが続くんだろう」と、
先が見えない不安に押しつぶされそうになることってありませんか?
悩みや心配にさいなまれて、心が折れそうになる・・・
そんな経験、皆さんにもあるのではないでしょうか。
私自身、振り返ると本当にたくさんありました。そんな時期をどう過ごすか、
それが人生において本当に大事だと、身をもって感じてきました。
東洋思想が心の支えになる
特に逆境の時こそ、東洋思想や心の支えになる学問が深く心に染み入ってきます。
10代、20代と挫折の連続だった私は、
自然と中国古典や仏教、神道などの書物に手を伸ばすようになりました。
うまくいかない時期に触れた言葉が、今も生きる支えになっています。
菜根譚の言葉
中国の古典『菜根譚(さいこんたん)』に、こんな言葉があります。
「伏(ふ)すこと久(ひさ)しきは、飛ぶこと必ず高し」
その意味はこうです・・・
「長い間じっとうずくまり、力を蓄えていた鳥は、
いったん飛び立つ時が来れば、必ず高く舞い上がることができる」
逆境は、準備期間
逆境の時期とは、いわば充電期間。
次に飛び立つための英気を養い、力を蓄える準備の時なのかもしれません。
その時期をどう過ごしたかが、次に飛び立った後の高さを決めるのかもしれない・・・
そう思うと、逆境の見え方が少し変わってきませんか?
腐らず、じたばたせず、本質的なことを学ぶ機会だと腹をくくる。
そうすることで、見える景色がまったく違ってくるように感じます。
おわりに
私自身60歳をあと数年で迎える今、人生の新たなステージに向けて、
さまざまなことと向き合っているところです。
この言葉をもう一度自分に投げかけながら、
すべて受け入れ、初心に戻り、謙虚に日々を過ごしているところです。
この言葉は、私だけでなく、今 変化の中にいる皆さんへのエールでもあります。
一緒に頑張りましょう。
参考文献:『中国古典一日一言』(PHP研究所)

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