人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第245回 帝王学で大事にする3つの柱とは

皆さん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

東洋思想の碩学として知られ、数多くの政財界人の指南役を務めた安岡正篤先生。

その薫陶を受けた伊藤肇氏が1979年に著した本の新装版が2017年に出版され、

多くの気づきをいただきました。

その中に、帝王学には欠かせない「3つの柱」が示されていました。

帝王学の3つの柱

1|原理原則を教えてもらう師をもつ

どんな時代にも通用する教え・・・

宇宙の道理ともいえる普遍の軸を授けてくれる師の存在は、

リーダーにとって何より大切です。この軸がなければ、判断がぶれ、

状況に流されてしまいます。困難な局面で原理原則に立ち返れることこそ、

真のリーダーの条件かもしれません。


2|直言してくれる側近をもつ

どれほど優れたリーダーでも、自分自身を見失う瞬間はあります。

そのとき、忖度なく本音を語ってくれる側近の存在は、

何物にも代えがたいものです。部下はもちろん、

身近なパートナーがその役を担っていることも少なくないでしょう。


3|よき幕賓(ばくひん)をもつ

幕賓とは、客観的な立場からアドバイスをくれる

顧問・社外取締役・パーソナルアドバイザーのこと。

どれほど優秀な幕賓を傍に置けるかは、

リーダーとしての器の大きさそのものを映し出すといえます。


ご縁への感謝と恩送り

ありがたいことに、私にもこの3つの柱をそれぞれ担ってくださる方々がいます。

いただいた恩は「恩返し」にとどまらず、「恩送り」として次の誰かへつないでいきたい。

ご縁のある方に、何らかの形でお役に立てることがあれば、

喜んで関わらせていただくつもりです。すべてはご縁・・・

そのことを改めて深く感じています。


参考文献:
『現代の帝王学』(伊藤肇著、プレジデント社)






上野 摩利支天 徳大寺