人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第167回『 論語と算盤』(渋沢栄一)

先日、渋沢栄一さんのご命日(11月11日)にお墓参りさせて頂いたご縁で

公益財団法人渋沢栄一記念財団主催の「論語と算盤セミナー2024」に参加させて頂きました。

 

今回、論点の中心は、「道徳と経済の同一」に関してでした。

まさに、渋沢栄一さんが本当に成し遂げたかった世界は、

道徳と経済は本質的に一致する という考え方でした。

参考記事

第8回「道徳なき経済は経済にあらず、経済なき道徳は道徳にあらず」 


公益が第一で、私利は第二の世界観になります。

これは単なる理想論ではなく、公益に徹することで、

結果的に健全な利益も生まれるという考え方は、

今日の資本主義に対する重要な示唆となっています。


ものすごく本質的であり、ある面で合理的でもあり、

納得のいく考え方かと感じました。

お金とは何か? 資本主義とは何なのか? 本来の道徳とは?

様々な歴史を紐解きながら、これからも経済と道徳の調和について、

継続的に探求していきたいと思います。



参考図書
『論語と算盤』渋沢栄一著 国書刊行会
『リーダーの指針 東洋思考』(田口佳史著 かんき出版)

 

 

 


欧州滞在中、洋装の渋沢栄一 1867年(慶應3)年
徳川慶喜の弟、昭武に随行し、パリ万博に参列した渋沢栄一(当時27歳)。
(写真は渋沢栄一記念財団にて公開されていました)