人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第171回 『有名無力、無名有力』(安岡正篤)

東洋思想の研究者であり、

昭和の時代に政財界のリーダーたちの精神的支
として活躍され、

国民的教育者として知られた安岡正篤先生。

混乱した時代に、私達日本人としての方向性や在り方に多大な影響を与えて下さった

素晴らしい方であります。

沢山の貴重な著書を通じて学ばせて頂いております。

 

その安岡先生が、当時このような言葉を述べられました

「有名無力、無名有力」


「人間は案外、有名になると無力になるものです。

かえって無名であることが、有力であることが多い。」


本の中で安岡先生は、ご自身の体験から

有名になると朝から電話が鳴り、会合や義理での付き合いが多く、忙しくなり

食事もまともに食べられず、本当にやりたい事、

勉強したいことが出来なくなっていったそうです。


「本当に偉くなろうと思ったら、なるべく無名でおらないといけません。

これは私が無責任なことを言うのではなく、

私自身がもう悩んでいることです。」

またこの教えは特に若い人に向けられたもので:

「特に若い人達によく言う。有名になることを目指すのではなく、

無名で有力であることを志し、
自分の力を磨き続けてほしい」

つい私も、有名になる事で、人間関係も含め、物、お金など必要なものがそろい、

有力になるような幻想をどこか持っていましたが、この言葉を知り、

無名で有力であることの大切さ


そして安岡先生が仰っていた本質を考えさせられました。

そして、何のために有力になるのか?

それは、社会のために、公のために尽くすためなのでは?

など、自問自答しながら残りの人生で何ができるかわかりませんが、

一歩一歩進んでいきたいと思います。

少しでも社会のためにお役に立てるよう、精進していきたいと思います。


今年も、ブログでは勝手な独り言のようにつぶやいていましたが、

読んで下さり、励ましのメッセージなど有難うございました。

来年も、引き続きよろしくお願い申し上げます。


参考図書:『運命
開く』安岡正篤著 プデント社



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