人生をひらく東洋思想からの伝言

東洋思想の言葉やその精神を通じて、ともに学びながら人生や経営をひらいていけたら嬉しいです。

第162回『菩薩行』(仏教)

【人生をひらく東洋思想からの伝言】

第162回

『菩薩行』(仏教)


前回は、人間界を含めた「6つの迷いの世界」をご紹介しました。

第161回『お天道さま』(仏教)


今回は、その先にある4つの悟りの世界を簡単にお伝えさせて頂きます。


7、声聞界(しょうもんかい)

釈迦(仏)の説法の声を聞いて、この世の道理を悟ることができる人が
住む世界になります。

8、縁覚界(えんがくかい)

自然界の動きをみて、この世は縁によってうまれ、
縁によって滅びる
ものであると悟る人の世界になります。

9、菩薩行(ぼさつぎょう)

自分が悟ったならば、今度は大衆の苦しみや悩みを救い、
悟りの世界に
引き入れる努力をする。そのような人を菩薩といい、
こういう行いを菩薩行といいます。


10、如来界(にょらいかい)

すべての執着がなくなり、永遠の宇宙の大生命と同じ心になる。




前回ご紹介したものを含めた十界を絶えず出入りしている我々のことを、

「凡人(ぼんじん)」と
いいます。だからこそ、常に移り変わるこころを

絶えず確認しながら、目の前の事をしっかり行うことが

我々人間として大切なことなのかもしれませんね。


参考図書
空海感動の人生学』 大栗道榮著 中経出版社(現KADOKAWA)